盛岡市外山森林公園

お知らせ

2022年6月10日

イベント

現地集合! 初夏の自然観察会(報告)

6月9日(木)、芒種に入り梅雨入り間近ですが、草花や木々にとっては生命感溢れるこの時期は、たくさんの山野草や虫などに出会える季節であります。

幸いお天気にも恵まれ、エゾハルゼミの鳴き声を聴きながら森林の中を歩きました。
参加者の方から質問が出ると、森林インストラクターの先生がユーモアを交えながらお話してくださいます。
観察をしながら時折立ち止まりながら歩くので、気づけば1時間半程歩いていた、ということになります。

お昼のそば(昼食付)を食べ休憩後午後の部は、春の収穫の終わりに差し掛かったしいたけのホダ場を観察しました。

前回5月の散策会に引き続き、また参加してくださった方もいらして、一か月ちょっと経過した自然の変化をだいぶ感じられたのではないかと思います。

次の散策会は9月15日を予定しております。
近くなりましたらこちらで予告致します。

ブナの実 
森林インストラクターの先生の話では、今年は実の付きがよい個体とそうでないものが混在しているとか。
この木(管理棟脇)がこんなに実を付けているのは見たことがありません。
ホオノキの花
普段は高い位置で遠目にしか開花を見ることができないが、強烈な香り。
サワフタギの花
秋にできる実はラピスラズリのような青色で綺麗です。
シロシタホタルガ
サワフタギの花が咲く頃に現れる虫
水玉模様がかわいいです。

レンゲツツジの花の構造を解説中
植物の作りには生存戦略がかくされている
ノビネチドリ