盛岡広域森林組合

森林組合について

組合長挨拶

平成28年7 月に、2森林組合(岩手中央森林組合、盛岡市森林組合)が合併して誕生した当組合は、管内に7 市町(盛岡市、八幡平市、滝沢市、雫石町、岩手町、紫波町、矢巾町)を有し、組合員所有山林約8万haを誇る東北一の広域森林組合です。 
さて、私たちの森林・林業を取り巻く環境は、二つの面から大きな変革期を迎えているといっても過言ではありません。
一つ目は、コロナウィルスの影響、あるいはその後のウクライナ問題等により、外国産材等の輸入減少による国産材需要増及び価格上昇が続いており、今後の事業展開の見通しが立てにくいことです。 
二つ目は、平成31年4月施行の「森林経営管理制度」、その後の森林環境譲与税の導入や、令和3年4月の「森林組合法」の改正、そして、不在山主等に対処するための「民法・不動産登記法」の改正等、組合を取り巻く森林・林業の課題解消に向けた環境が大きく変わってくることです。 
こうした中で、当組合では第2 期中期経営計画(R3~R5事業年度)を策定し、取組み中ですが、事業運営の実施方針の一つに、「組合員に信頼される組織体制の確立」があります。 この対策として、各事業所において「地域座談会」を開催し、組合員が意見・要望を出しやすくするための手段として「伝言板」の活用に取り組んでいます。 組合員の皆さまからの多岐・多様な意見・要望に応えるべく努力をいたしておりますが、すべてにお応えできるところまで届いていないことを、この場にてお詫び申し上げます 。
今般、当組合のホームページをリニューアル致しました。 
今後、ホームページを活用し、組合と組合員の皆さまとの双方向での情報発信・交流に取り組んでまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜り、一層の組合業務の発展にご協力を賜りますことをお願い申し上げ、ご挨拶といたします。 

経営理念

「組合員・地域とともに、森林とともに」 

1.組合員・地域のための組合であること 
1.組合員・地域に信頼される業務執行体制の確立 
1.効率的な組織運営と安定的な財務体質の確立 

事業運営方針(第2期中期経営計画 令和3年〜令和5年度)

  1. 組合員所有森林への積極的な管理提案と組合員への利益還元 
  2. 管内市町と連携した地域森林管理体制の確立 
  3. 循環型林業の確立と木材販売力の強化 
  4. 人財の確保・育成 
  5. 職員(現場作業員を含む。以下同じ)の地位向上・安全対策 
  6. 組合員に信頼される組織体制の確立 
  7. 国連が定めた「SDGs(持続可能な開発目標)」への貢献 

森林組合概要

令和6年1月1日現在

名称盛岡広域森林組合 
所在地〒028-4132
岩手県盛岡市渋民字泉田360
TEL:019-601-6858
FAX:019-601-6857
設立2017年(平成28年)7月1日
(旧岩手中央森林組合、旧盛岡市森林組合が合併)
組合の地区盛岡市、八幡平市のうち(旧)西根町、(旧)松尾村、滝沢市、雫石町、岩手町、紫波町、矢巾町(3市4町)
組合員数3,129名
総代数200名
役員数21名(理事18名、監事3名)
職員数34名
作業員数55名
出資金376,244,500円 
主な事業【指導・普及】森林経営計画の普及、機関誌の発行
【販売】販売事業、林産事業
【森林整備】森林整備事業、利用事業、事業物資購買事業
【指定管理事業】盛岡市外山森林公園
森林保険、購買事業、林業退職金共済事業等

組織図