2025年4月26日
近隣の森林組合系統との連携
4月、強風吹きすさぶ中で県内の森林組合系統からお声掛けがあり
先端機器の導入の検討・情報交換を行うため二戸市の山林へ出かけました。
林業機器メーカー・株式会社ジツタの久保田様、吉田様より各種機器の説明を頂きました。
レーザー機器による森林内からの撮影では、歯科医士さんのレントゲンの様に
撮影した立ち木が立体映像で再現されます。
撮影した立体映像から立ち木の幹の太さや樹高などを推測、ゆくゆくは
そこから収穫される丸太の数量・売上金額なども算出される様でした。
レーザー計測機器はビデオカメラ機材のような形です。 撮影したデータがパソコンに取り込まれます。 立木の位置関係や幹の太さが算出されます。
またドローンによる空撮技術の紹介も併せて行われ、当組合で実践している
現場確認の例や山林巡視などに使用している話や、実際の飛行デモを行いました。
撮影範囲を指定することで自動で上空を飛行、撮影し、その撮影画像から平面図を合成します。
合成した平面図の中に立ち木が何本あり、その太さや樹高などを推測していくことが可能になる事や
平面図の中でのA地点・B地点といった点をつなぎ合わせることで面積測量の代替になることなど
従来の人海戦術が機器による代替になっていく可能性を感じました。
当組合職員の操縦です。 上空50mの目線です。 撮影画像を合成した立体図。 撮影画像を合成した平面図。 測量の性能は実験中です。