2025年6月11日
イベント
「初夏の植物観察会 in 外山公園」を実施しました
ここ数日続いた寒さや雨も止み、薄曇りの空ながらも大分暖かくなった6月6日(金)。未だ「初夏」と言うには少し早い気もしますが、2週間前の探鳥会に続いて今回は植物観察会を開催しました。
当日の様子の一部を画像でご紹介します。
森林インストラクターを講師に管理棟で受付の後、注意事項(熊、蜂に注意。マダニも警戒)を確認してからスタート。
ホオノキの白い花。中の構造を観察 今年はブナの花が少ない様子(去年の殻斗)
園内に進む前に管理棟周辺でも色々と観察できました。
カラマツの雌花はどれ? 雄花は? 綿毛が白髪に見えるからオキナグサ(の説も)
新葉が目に鮮やか。 見落として、踏んでしまいそうになり勝ちですが・・・
花内部の細かい部分をルーペで見てみます ベニバナイチヤクソウ
ひっそり咲いている花を見つけるのは宝探しの気分。
こう言うのを”鳩首会談”って言うのでしょうか? 瓶に捕らえ、図鑑と見比べて名前を調べます。 **オトシブミ
管理棟周辺→キャンプ場東側→アスレチック場→すずらん池→管理車道を歩きながら管理棟へ と言う周回ルートを、植物に限らず野鳥や虫達にも耳と目を向けながら、ゆっくりペース(予定を上回る約3時間)の観察会でした。
すずらん池ではモリアオガエルの
鳴き声が響いてました(姿は・・・)途中、木製遊具に登って休憩タイムも・・・
今回の観察会で確認したり、話題の対象となった主な植物は以下の通り。(順不同)
ホオノキ、ブナ、ベニバナイチヤクソウ、レンゲツツジ、ゼンマイ 、トチノキ、ガマズミ、オキナグサ、タニウツギ、カラマツ、エンジュ、シシガシラ、ミツバツチグリ、キジムシロ、サワフタギ、ヒメハギ、フデリンドウ、ササバギンラン、ギンラン、ナツハゼ、マンサク、ヤマシャクヤク、アマドコロ、シオデ、ウワミズザクラ、ミツバウツギ、アオヤギソウ、バイケイソウ、マイズルソウ、チゴユリ、オオヤマフスマ、ノミノフスマ、ズダヤクシュ、ムラサキケマン、コンロンソウ、ウバユリ、クルマバソウ、ミヤマザクラ、ナガハシスミレ
次回の観察会は9月26日(金)を予定しています。今回とはまた違った姿が見られると思いますので、機会がありましたらご参加ください。